高龍寺慈雲閣

Koryuji temple Jiunkaku(Hokkaido, Japan)

用途:寺院客殿
構造設計:T&S構造計画
設備設計:テーテンス事務所
構造・規模:1階鉄筋コンクリート造、2階木造、・地上2階
敷地面積:10,667.90㎡
建築面積:357.06㎡
延床面積:672.16㎡
竣工:2003年11月

◇撮影:新写真工房 堀内広治

計画地は背後の山と墓地に囲まれ、周辺より低いレベルとなっている。この計画は、1階RC造、2階木造の混構造とし、寒冷地である函館の気候風土に配慮している。外壁の木製ルーバーは寒冷地建築に見られる外壁用雪囲いの意匠を継承するものである。これは分節パネル化することにより、補修・メンテナンスを容易にしている。また、旧慈雲閣の遺構を残すため、床の間材や丸太桁など、再生可能なものは積極的に移設した。

PAGE TOP